UR賃貸 礼金・更新料が一切かかりません
UR賃貸とはUR賃貸住宅のことで、UR都市機構の賃貸住宅のことをいいます。元公団というとご存じの方も多いのではないでしょうか。
UR賃貸はほとんどの賃貸が先着順の受け付けとなっており、礼金・更新料が一切かかりません。 入居にあまりお金をかけたくないという方は、UR賃貸を利用すると負担が軽く済むのでおすすめです。
またUR賃貸は幅広いタイプの住宅を用意していますから、一人暮らしの方でも家族が大勢いる方でも安心して利用することができるのも特徴です。 間取りの広さも魅力的ですね。そんな良いとこばかり目立つUR賃貸ですが、メリットもあればデメリットも存在します。では、UR賃貸のどのようなところが良く、どのようなところが悪いのでしょうか。
UR賃貸のメリット、デメリット
UR賃貸についてもう少し詳し紹介したいと思います。まずメリットはその他賃貸に比べ専有面積が広いということ、そして先ほども述べたとおり礼金や更新料などがかかりません。もちろん敷金も3か月のみ。 敷地内の駐車場の数も通常よりも多いですし、保証人なども要りません。 多少のことでは退去させられないのも魅力的だと思います。ほかにも修繕内容が明確ですから、敷金返還のときなどにもめる必要もありません。
入居者は抽選で決まりますが、健康であるのならだ誰でも入居できるのが最大の魅力ではと思います。というのも民間の賃貸では60歳を超えると断られてしまうケースがあるからです。そういうことを考えると、お年寄りの方でも安心して入居できるのでとても助かると思います。
逆にデメリットはというと、家賃が高いこと、住宅修繕の際、居住者側にも負担がかかること、更新はないものの3年ごとに家賃改正があることなどです。ほかにもいくつかありますが、メリットの「保証人がいらない」は裏を返せば“誰でも入居できる”わけですから、迷惑な住民ももちろんいるというわけです。また例え迷惑な住民がいたとしても、メリットの「多少のことでは退去されない」ことから近所迷惑などでも我慢しなければいけなくなります。そういったことが苦痛に感じる方は、UR賃貸は向いていないといえます。
UR賃貸に向いている人、向いていない人
また家賃や駐車場の料金が高いのも苦しいですね。入居するときは楽なのですが、入居したあとが大変なのもUR賃貸の特徴かと思います。そのため、向いている人と向いていない人がいるのも事実です。
向いている人はやはり子育て中の方や収入が多い高齢者の方など、前者は近くに公園や病院、スーパーといった施設が揃っているので、子育てをしている方にとってはとても便利だからです。後者も年齢制限がないため健康であれば何歳でも入居できます。向いていない人とは当然ながら、向いている人は逆のタイプです。
単身者でも夜帰って寝るだけ、という人には家賃が高すぎますし、年金暮らしの高齢者にとっても厳しい環境です。 UR賃貸はいっけんメリットが目立ちがちですか、しっかりデメリットもあるので、そういったこともしっかり見極めながら入居を考えたほうが良いでしょう。